4K、毎秒60フレームのビデオは1分でも数百MBになり、ProResなどのプロ向けフォーマットではさらに大きくなります。iPhoneの容量がすぐにいっぱいになるなら、カメラ設定を少し変えるだけで、今後撮影するビデオの容量を大きく抑えられます。
高効率で撮影
設定 > カメラ > フォーマットを開き、高効率を選びます。写真はHEIF、ビデオはHEVC(H.265)で保存され、同程度の画質でもJPEGやH.264より使用容量を抑えられます。
互換性優先を選ぶとファイルは大きくなりますが、より多くの古いデバイスで再生できます。HEVCに対応していないデバイスにビデオを共有する場合、通常はiPhoneが自動で変換します。
用途に合った解像度を選ぶ
設定 > カメラ > ビデオ撮影を開きます。iOSには、各設定で1分のビデオが使う容量の目安が表示されます。
- 1080p HD、30 fpsは、日常の撮影に適したバランスです。
- 4K、30 fpsは、編集したり大画面のテレビで見たりする映像を、より細かく記録できます。
- 4K、60 fpsは、ファイルが非常に大きくなります。編集する予定の動きのある映像などに使いましょう。
カメラアプリのビデオモードでも、画面上部の表示をタップすれば、解像度とフレームレートをすばやく変更できます。
不要なプロ向けフォーマットを無効にする
iPhone Proモデルの設定 > カメラ > フォーマットには、Apple ProResやProRAWが表示される場合があります。これらはプロの編集向けに設計され、非常に大きいファイルを作成します。必要な場合を除き、無効にしておきましょう。
スローモーション撮影とシネマティック撮影にもそれぞれ解像度の設定があるので、あわせて確認してください。
長いビデオをトリミング
残しておきたいのは、ビデオの一部分だけということもよくあります。
- 写真でビデオを開き、編集をタップします。
- タイムラインの両端をドラッグし、残したい範囲に合わせます。
- 完了をタップします。両方を残すにはビデオを新規クリップとして保存、オリジナルを置き換えるにはビデオを保存を選びます。後で元に戻すこともできます。
新規クリップとして保存すると、小さいコピーが作成されます。内容に問題がないことを確認してからオリジナルを削除してください。
既存のビデオの小さいコピーを作る
iOSの写真アプリには「圧縮」ボタンはありませんが、小さいコピーは作成できます。
- iMovie(Appleの無料アプリ):クリップからムービーを作成し、完了、共有 > ビデオを保存の順にタップします。720pや1080pなど低い解像度を選びます。
- Macを使う場合: 大きいビデオをMacに移し、FinderやQuickTimeで小さいコピーを作成します。
小さいコピーを作ったら再生して画質を確認し、その後にオリジナルを削除します。容量を空けるには、最近削除した項目も空にする必要があります。
iCloud写真を使っている場合
iPhoneのストレージを最適化が有効な場合、iPhoneには小さいバージョンのビデオが残り、再生時にiCloudからオリジナルがダウンロードされます。iCloudに保存される内容は変えずに、iPhoneの使用容量を減らせます。iCloud写真を使っているのにiPhoneの容量がいっぱいになる理由をご覧ください。
よくある質問
iPhoneのビデオ設定で容量を最も抑えられるのは?
高効率フォーマットで720pまたは1080p、30 fpsを選ぶと容量を抑えられます。日常の撮影には1080p、30 fpsがバランスのよい設定です。
アプリなしでiPhoneのビデオを圧縮できますか?
写真アプリではビデオをトリミングして短くできます。Appleの無料アプリiMovieでは、低い解像度で小さいコピーを書き出せます。写真アプリには直接圧縮するボタンはありません。
HEVCにすると画質は下がりますか?
HEVCはH.264より効率的に圧縮するため、同程度の見た目の画質で小さいファイルを作れます。